ミシンと部品の百貨店 株式会社 イノオ
一般家庭用ミシンから業務用工業ミシンまで豊富な品揃え!
06-6719-3856
お問合せフォーム

故障かな?と思ったら・・・

ミシンを上手にご使用いただくためのワンポイントアドバイス!「あれ?なぜ上手くミシンが動かないのだろう?」と思ったら、まずは基本的なことを確認してみてください。わからないことがございましたら、お気軽にお尋ねください。
写真をクリックすると拡大します。

糸たて棒にきちんと糸こまをセットできていますか?

・糸こまが「空回りしないように」糸こま押えでしっかり押さえてください。
・糸こま押えは糸こまの径に合わせて「大・小」を使い分けてください。
特に、糸こまの径より小さい糸こま押えは糸調子が狂う場合があります。

・糸こまに、糸止めの切り溝がある場合は糸の出し側に切り溝がないよう、糸こまをセットしてください。

・糸こまからは抵抗なく糸が引き出されることが重要です。糸こま押えの外周、糸立棒の先端などに糸が通る「スキマ」のあることを確認してください。

・糸こま台座がない場合、糸こまが回転しすぎて糸調子が狂うことがあります。糸こま台座をなくした場合は、フェルト等で代用してください。

糸調子が悪いときはここをCHECK!

・糸調子は、薄地でもきれいな縫い目を保つため、標準のダイヤル位置でも縫い調子が弱く感じられる場合があります。 ・糸調子ダイヤルの「自動」「標準」はあくまでも目安です。布地と糸と針の組合せにより糸調子が変化しますので、調整が必要の場合があります。 ・縫い始めの2〜4針は糸がゆるんでいますので「下調子」になります。縫い始めは止め縫いするか下糸と上糸の端を軽く引っ張りゆるみを取って縫い始めてください。 ・ボビンには「金属」と「樹脂」が有りますが下糸の張力が違ってきます。必ず機種にあったボビンをお使いください。

布と糸の調子が悪い

・市販の糸の中には切れやすい粗悪品の糸があります。よく切れる場合は広く流通している糸をお使いください。 ・伸縮性布地、薄布地など、そのままでうまく縫えない時は、薄い紙や接着芯などを布地に貼り付けて縫ってください。接着芯には裏と表があり反対の場合は貼り付けできません。接着芯の貼り付けはアイロンを使い布地に確実に貼り付けてください。

上糸はきちんと掛かっていますか?

・必ず押えレバーを上げて糸掛けを行ってください。
・上糸を掛ける時は、糸調子皿にうまく糸を通すために、天秤を最上位にして、糸こま部の糸を右手で持って、糸を引っ張りながら上糸掛けを行ってください。

下糸はきちんとセットできていますか?

・針板に下糸クイック(下糸カッター)装置のついているミシンは、下糸セット時にボビンを軽く押えたまま糸切りすると、確実に内釜の糸張力バネに糸が通ります。 ・ボビンを内釜にセットするとき糸の出る方向(糸の巻き方向)に注意してください。

糸が釜にからまってしまっても慌てずに!

・糸が釜にからまってミシンがうごかなくなった時は、プーリーを無理に回さないでください。プーリーを無理に回すと、ミシンのタイミングがズレて縫えなくなってしまいます。 ・からまった糸は、針板をはずしハサミやカッターなどで糸を切り取ってください。

刺繍のトラブル

・刺繍のトラブルで最も多いものは、縫いズレです。縫いズレの原因の多くは刺繍枠に布が強く張られていないために布縮みが起こり縫いズレとなります。布地を刺繍枠にセットする時は布地を軽くたたいて、太鼓のような音がするくらいに布を張ってください。
・薄地、布縮みしやすい布地、伸縮性の布地などの強く張れない布地には接着芯などを活用してください。接着芯は刺繍枠よりも大きく必要です。小さすぎると効果が出ません。接着芯には裏と表があり、反対の場合は貼り付けできません。接着芯の貼り付けはアイロンを使い布地に確実に貼り付けてください。 ・刺繍時は、専用刺繍糸及び家庭用ミシン針を使用してください。
Page Top